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血液浄化センターでは、年間約60〜70人の透析導入管理(血液透析、腹膜透析)を行っています。2021年に開設した腎代替療法選択外来では、主治医と医療スタッフが協力し、将来的に腎代替療法が必要になる患者さんやそのご家族に対して、治療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)の決定を支援しています。患者さんにはスタッフによるデモンストレーションやセンターを見学していただき、生活背景や周辺環境の情報を共有させていただくことにより、患者さんが最適な治療を選択できるよう心がけています。
血液透析の導入期には、患者さんとご家族に対し、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士がチームで指導を行っています。また長時間の臥床によるADL低下を予防するため、2023年より腎臓リハビリテーション(透析中のリハビリ)を開始し、理学療法士と協力して導入期から指導しています。血液透析導入後は、地域連携室を介して地域の透析クリニックや病院に維持透析をお願いしており、また透析患者さんが合併症の評価や治療で当院での入院を要する際には、透析施設や当院の担当科と連携して治療にあたっています。腹膜透析の導入や維持管理は主に当センターで行っていますが、患者さんのご要望に応じて訪問看護の介入や透析施設のご協力をお願いすることもあります。
バスキュラー・アクセスの作成やPTA治療についても、心臓血管外科や放射線科と連携して行っています。また当センターは中河内地域の多様な疾患の受け皿となっていることから、特殊血液浄化療法を要することがあり、各科からの要請に応じて血漿交換療法や免疫吸着、LDLアフェレーシスなどを行っています。
当センター血液浄化部のチームは、医師・看護師・臨床工学技士・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・ソーシャルワーカーなど多職種で構成されています。地域の先生方や患者のニーズに合わせて広く応えることができるよう、多職種連携を最大限に活かせればと考えております。近年、患者層の高齢化に伴って合併症は多様化し、経過の中で自己管理が難しくなる患者さんも増えています。週に3回通院されている透析患者さんはその変調への気づきから合併症の早期発見・治療に直結することが多く、かかりつけの先生方やスタッフ様の見守りに支えられていることを日々実感しております。
当センターとしても、より迅速な対応を心がけて病診連携に努めて参りますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。