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当センターの新生児集中治療部は大阪府の地域周産期母子医療センターとして新生児集中治療を行うべく1998年に開設されました。
現在は6床を有し、地域周産期母子医療センターとして東大阪市とその近隣地区でNICU管理が必要な患者様を受け入れております。
対象疾患は主に32週以降で出生した早産児や、呼吸障害、感染症、初期嘔吐、低血糖症などの治療を要する正期産児などです。年間入院数は概ね90~100例で、早産児や呼吸障害を呈する例が大部分を占めております。早産児に対しては個々の症例に適した形での呼吸サポートを行い、栄養管理を含めた全身管理を行っていきます。入院した児が回復期に入った段階で積極的に母親による育児ケアを行っています。その場合も、産後の母親の体調に配慮しつつ必要な環境調整を行いながら看護スタッフが優しくサポートを行っております。
また退院後の注意点や過ごし方などの具体的な指導も行うことでご家族の育児に対する不安を軽減できるよう努めています。特別な支援が必要な家庭に関しては行政機関との連携のもとにサポート体制を整えてからの退院を調整しております。
早産で出生した赤ちゃんは、出生してからもお母さんのお腹の中にいる時と同じような環境で管理することが良いとされています。
NICUに入院した赤ちゃんは最初保育器に入って適切な温度管理と湿度管理を行い、静かで暗い環境の中で管理をします。正期産で何らかの治療を要する赤ちゃんは、病状に合わせて保育器や呼吸器を使用してサポートを行います。
治療や検査を行うにあたっては、赤ちゃんの負担にならないような採血や点滴を心がけて処置を行っています。
最初の3日間程度は採血や超音波検査などを要しますが、状態が安定してくれば検査も少なくなり、呼吸サポートや点滴もはずれ保育器より出ることができるようになります。コットという赤ちゃん用のベッド管理になり、退院前に必要な検査が終了すれば退院となります。
お子さんを出産されてすぐにNICUに入院になり不安を抱えておられるご家族を温かくサポートして退院まで看護師と医師が協力して見守ります。
退院後もスムーズに育児がすすむようにMSW(医療ソーシャルワーカー)と協力のもと環境を整えサポートをいたします。
項目名 | |
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早産児(32~33週) | 5例 |
早産児(34~36週) | 18例 |
新生児一過性多呼吸症 | 40例 |
低血糖症 | 5例 |
無呼吸発作 | 4例 |
未熟児呼吸窮迫症候群 | 4例 |
感染症・先天梅毒疑い | 4例 |
新生児仮死 | 2例 |
初期嘔吐 | 1例 |
消化管出血 | 1例 |
染色体異常 | 1例 |
総入院数 | 85例 |