診療科・部門
腎臓内科では、中河内地域の拠点病院として、急性期・慢性期の腎疾患を問わず、診断から治療まで一貫して行っております。透析療法への移行の回避を目指した腎疾患の早期診断・治療、ネフローゼ症候群・慢性糸球体腎炎の原因精査・治療、維持透析症例の生命予後とQOLの改善を目指した合併症治療、腎代替療法選択や導入管理(血液透析、腹膜透析)、多発性嚢胞腎への早期介入・治療といった「腎疾患のトータルケア」を行っています。
現在、日本では成人の8人に1人が慢性腎臓病(CKD)であり、早期介入・早期治療することで少しでもCKDの進行を遅らせることが大切です。当センターの紹介基準として、eGFRの低下(39歳以下;<60, 40-69歳;<50, 70歳以上;<40)やCrが急激に上昇している症例(30%以上の上昇が持続している場合)、尿蛋白が2+以上もしくは尿蛋白/クレアチニン比が0.5g/gCr以上、蛋白尿と血尿を同時に認める検尿異常に該当する患者がおられましたら、気軽にご紹介ください。
CKDの患者は食事療法の重要性について理解を深めていただくことが必要であり、栄養指導も外来で行っております。CKDに対する患者の理解を深めていただくために医師・看護師・薬剤師・栄養士がチームとなって説明や指導を行う教育入院や腎不全教室、透析教室も行っております。血液検査や尿検査だけでは腎疾患の診断や重症度を判断することが困難であるため、腎生検を施行して組織学的に検討する場合もあります(年間に50例前後)。腎代替療法が将来的に必要になる患者には腎代替療法選択外来を受講していただき、血液透析・腹膜透析・腎移植の説明を行って、患者と協働して治療法を選んでいただき、腎代替療法導入のサポートも行っています。
藤村副部長の記事がメディカルノートに掲載されました。
詳細は下記をご覧ください。
ふじむら りゅうた
とみ りょうへい
とくだ たけちよ
しばた しょうご
こほり あいみ
たかおか せいじ
とくます ゆうな
ねもと まゆ
診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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3 |
AM:徳増 由菜
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4 |
AM:根本 真由
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9 |
藤村 龍太
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小堀 愛美
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AM:高岡 聖司
PM:藤村 龍太 |
AM:德田 竹千代
PM:富 量平 |
柴田 祥吾
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入院患者数 | 706 |
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慢性腎不全 | 181 |
急性腎不全 | 73 |
ネフローゼ症候群 | 37 |
腎生検 | 51 |
血液透析導入 | 56 |
腹膜透析導入 | 10 |
腎移植の手続き | 5 |
腎代替療法選択外来 | 60 |
CKD地域連携パス導入 | 117 |
透析バスキュラーアクセス手術 | 73 |
透析バスキュラーアクセスVAIVT | 254 |
CKDチーム医療メンバーは、医師・看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士・臨床工学技士・ソーシャルワーカーなどで構成されており、多職種で情報共有し、患者に満足していただける治療法を提案しています。
腎臓内科医師一同、地域の先生方と顔の見える関係を築き、良質な病診連携を行いたいと考えております。CKDの進行した患者については、病態の悪化などあれば速やかに対処できるよう、CKD地域連携パスを発行し、地域の先生と2人主治医制で診療を行うことで個々に目標を設定して、当センターの標準化治療を提供しています。またCKD重症化予防として、行政機関や医師会、保健師などと連携してCKD対策の推進も今後進めていきたいと考えております。
今後とも何卒よろしくお願い致します。