診療科・部門
新生児から15歳まで(当院では中学生以下)の外科的疾患全般を扱います。
手術や処置の対象となる日常的疾患が中心で、鼡径ヘルニア、 陰嚢水腫、 停留精巣、 臍疾患(臍ヘルニア、肉芽腫、尿膜管遺残など)が大部分です。
手術以外でも、乳幼児期によくみられる 肛門周囲膿瘍、裂肛、痔疾、陰唇癒合などの肛門・外陰部疾患や乳幼児便秘、臍ヘルニアに対する圧迫療法には、各々積極的に応じています。
また、小児科との密な連携/協力のもとで、異物誤飲(とくにボタン電池のマグネット摘出)、ヘルニア嵌頓、 急性虫垂炎などの救急診療、内科、外科双方に治療手段のある疾患 (腸重積、肥厚性幽門狭窄症など)の共同診療、重症心身障碍児の外科的支援(胃瘻の造設、定期管理)など 幅広く対応しています。
鼡径ヘルニアや虫垂炎の手術では、鏡視下手術を無理のない範囲内で積極的に適用し、「丁寧な低侵襲診療」を心がけています。
他方、稀な疾患や難病、 集中治療や集学的治療を要する疾患(小児がん、胆道閉鎖症など)の治療は、当科のみで完結させることは困難ですが、大阪大学小児成育外科(当科は教育関連施設)をはじめ、複数の同門小児基幹施設とも連携しておりますので、適切な初療を通じて最善の治療へと導くよう支援いたします。
なかい ひろし
まつうら れい
診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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2 | 中井 弘 | 松浦 玲 |
総件数(全麻) | 85例 |
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鼡径ヘルニア・陰嚢水腫手術 | 35 例(腹腔鏡 28) |
停留精巣手術 | 22例 |
臍ヘルニア手術 | 9例 |
虫垂炎手術 | 8例(腹腔鏡 8) |
尿膜管遺残症手術 | 2例 |
その他 | 4例 |
陰唇癒合切開 | 7例 |
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消化管異物摘出(マグネット、バルーン) | 1例 |
臍ヘルニア圧迫療法(新規) | 10例 |
表在膿瘍切開・穿刺(頸部・体壁) | 2例 |
当科では、予定手術は火曜(主に午前)に、緊急手術は虫垂炎を主体に随時行っています。外来予約診療は、外科外来部門の一環として 毎週水曜午前/午後を主体に行っていますが、本年度(令和6年度)からは予約診療をいっそう充実すべく、毎週金曜午前にも診療枠を新設いたしました。勿論従前どおり、急を要する場合には その限りではありません。また、小児外科疾患の小児期を過ぎてからの診療・後方支援(いわゆるトランジション診療)にも注力しています。お困りの要件があれば、できるだけ幅広く 曜日を問わず即応できるように努めていますので、気軽にご相談ください。