部局紹介
2023年4月より循環器内科、心臓血管外科、放射線科の3科を主体に皮膚科、形成外科、腎臓内科、整形外科と連携し、閉塞性動脈硬化疾患、下肢静脈瘤、透析アクセスルート診療に特化した計7診療科からなる“末梢血管センター”を開設することとなりました。
超高齢化社会の到来に伴い、動脈硬化疾患を有する患者さんが増えてきております。特に東大阪においては、他の地域と比べより重篤な動脈硬化、ならびに腎機能低下の患者さんが多く、またコロナ禍で高齢者の医療機関受診が遅れ、より重症化し、全身状態不良(感染、下肢壊疽など合併)になった状態で受診される症例が散見されるようになりました。 このような症例では、皮膚科、形成外科的な創部管理だけでは不十分でカテーテル的、外科的血行再建、ならびに透析治療等の血液浄化感染管理など全身集学的治療が必要になります。
そこで、院内診療科の垣根を越えてスクラムを組み、迅速かつタイムリーな治療を行う目的で末梢血管センター設立の運びとなりました。このような7つもの診療科が一つになった末梢血管センターは他に多くはありません。
業務紹介
昨今、動脈や静脈硬化による疾患が増えています。心臓を栄養する冠動脈や脳血管を栄養する脳動脈以外の全身(主として四肢)の動脈、静脈を扱います。
具体的には、大きく①下肢閉塞性動脈硬化症、②下肢静脈瘤・深部静脈血栓症、③透析シャントの作成やカテーテル治療、などがあげられます。
かかりつけ医の先生の患者さんで“一度診てもらおうか”という場合には遠慮なくご紹介ください。それぞれの病状にあわせ各専門医が相談し最適な治療法を検討します。
緊急性の有無に関わらず、地域連携室に“末梢血管センター”で相談したいとお声がけいただければ幸いです。
今後ともかかりつけ医の先生方と中河内地域の末梢血管治療を行ってまいりますのでよろしくお願いします。